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紹介文
  
この本はタイトルが過激なのですが、そんなことはありません。普通の方の子育てにすごく参考になります。ベストセラー『子どもへのまなざし』の著者、児童精神科医の佐々木正美先生がたくさんの子育ての悩みに、あたたかく、時に厳しく、真摯に答えてくれます。佐々木先生は子育ての専門家の中ではかなり有名で、特に「子供へのまなざしは」発売以来支持されてベストセラーになっています。
  自分が望んだとおりに子どもが育つ姿を見て、満足する。そういう「条件つきの愛」ではなく、無条件に子どもを愛することの大切さは、きっとだれでもわかっていることなのでしょう。本書に書かれていることは、ごくごくあたりまえのことばかりです。しかし、忙しい毎日に追われ、そんなあたりまえのことをつい忘れてしまいがちになります。本書は、自分の子育てをあらためて見つめ直すきっかけになりそうです。

  手のかからない子がいい子だなんてそんなのは大きなまちがいですよ。人生のどこかで、親は子どもにたっぷり手をかける必要があるんです。
  誰かに大切にされた経験のない子が、どうして他者を愛したり、大切にしたりできるでしょうか。自分を大切に思えて初めて、人は人を大切にできるのです。

詳細

  • 生徒★  ・保護者向★★★★
  • 「育てにくい子」と感じたときに読む本
  • 佐々木正美
  • 主婦の友社 ¥1300+税

 

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