自分を育てるのは自分

紹介文
　　

　この本を来年度(平成29年度）入学生に対して招集日の日にプレゼントしました。
　入学予定者には「これからの中学校3年間はこれからの人生の中でも非常に大切な時期です。皆さんが、この時期をどういう心構えで学校生活を送るかで未来が大きく変わることと思います。どうか、この本を読んで、自分のやるべきことを頭に入れてください。そして、かけがえのない中学校3年間を、ただ何となく過ごすのではなく、悔いのない有意義なものにしてください。」と説明しました。
　このホームページではコトバの力で何度か紹介させて頂いた東井義雄先生の本です。8月16日には「小さい勇気をこそ」という詩を紹介しました。一生を教育にささげて、素晴らしい実践をされて、数々の賞を受賞されたのですが、いつも子供たちのそばにいて、子どもから様々なことを学んでおられました。その東井先生がある中学校で講演されたものを本にしたものがこれです。小、中学生でも大変読みやすいので是非読んでみてください。
　なぜ学ぶのか？どういう大人になったらいいのか。など中学生での心構えが書かれています。
　　(この本に出ていた、心に残った詩を一つ紹介します。）

　　道にいい道、悪い道
　　というのがあるのではない。
　　その道をどんなふうに
　　生きるかという、
　　そのいきざまによって、
　　良く見える道も悪くなったり、
　　悪く見える道も良くなったり
　　するんですね。