風が強く吹いている

紹介文

箱根駅伝を走りたい――そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。
「駅伝」って何? 走るってどういうことなんだ? 
十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。
自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく……風を感じて、走れ! 
「速く」ではなく「強く」――純度100パーセントの疾走青春小説。

今日、1月3日はテレビで箱根駅伝の復路を放送していました。
結果は、青山学院大学が2年ぶりの総合優勝で幕を閉じました。
この本を読んでから見る箱根駅伝は今までの10倍楽しめます。

また、なぜあんなに苦しい思いをしても選手たちは走るのか?
その理由が少しでもわかるような気がします。

最後の箱根駅伝のシーン、走が体感する空気感はすごく新鮮で、読んだ後に走ってみたくなるほど。
物語の終盤へさしかかったときに、その後の展開を想像してワクワクする自分を抑えられなかったし、
そのワクワクにも見事に応えてくれました。

詳細

  • 生徒★★★★★  保護者★★
  • 風が強く吹いている
  • 三浦しをん
  • 新潮文庫 ¥979(税込)

 

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