「志高く生きる」佐古利南(元高校校長)氏講述録から紹介します。
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2007年の夏の甲子園で優勝した佐賀北高校のことは知っていますか。
県立の普通高校が、名の知れた私立の強豪校を次々に打ち破り、
決勝では広島の広陵高校を8回の満塁ホームランで
逆転して奇跡の優勝を果たした学校です。
この学校には素晴らしい部訓があります。
「ピンチの裏側」という部訓です。
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「ピンチの裏側」

神様は決して
ピンチだけをお与えにならない

ピンチの裏側に必ず
ピンチと同じ大きさのチャンスを
用意してくださっている

グチをこぼしたり ヤケを起こすと
チャンスを見つける目がくもり
ピンチを切り抜けるエネルギーさえ
失せてしまう

ピンチはチャンス
どっしりかまえて
ピンチの裏側に用意されている
チャンスを見つけよう
(中略)

「ことばは力」という話の題材として佐賀北高校を取り上げていたのでした。
この佐賀北高校の部訓を一言で表せば、「ピンチはチャンスだ!」
ということですね。
これは、どんなことがあっても試合を捨てることなく、
みんなで歯を食いしばって頑張ろうという意味の合言葉です。
この言葉のもとに一致結束して、甲子園で次々と逆転劇を演じ、
ついには優勝してしまったのです。
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言葉にはすごい力があるものです。
苦しい時、あなたがどんな言葉を口にするかで
あなたの未来が変わってくる。
そんな気がします。

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