致知出版社のブログから紹介します。
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「一源三流」に生きる

 一源三流という言葉があります。
江戸期の儒者、伊藤仁斎の言葉だという人もいますが、はっきりしません。 

初めてこの言葉に出合った時に、すっと胸にしみ込んできた言葉です。
言葉とも相性があるのかもしれません。 

「一源」は「誠実」ですね。
「誠実」を「源」にして、 

1.汗を流す
2.涙を流す
3.血を流す 

1の「汗を流す」というのは文字通り、汗を流すこと。
額に汗して働く。労を惜しまないということでしょう。 

2の「涙を流す」というのは、辛苦に耐えることですね。
辛いことやいやなことに耐える。
この耐えるということがなければ、人間の命の根は深まっていきません。

 同時に、感動感激の涙を流すという意味もあります。
感動感激は自らを高揚させるエネルギーになります。 

第3の「血を流す」
これは命をかけるということではないかと思います。
命をかけるくらい真剣に物事に打ち込む、ということ。 

人が生きていく上で、一番大事なことを端的にあらわした言葉だと、私自身は思っています。
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心に響く言葉です。

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