以前、紹介した伝説の書店「読書のすすめ」に昨年まで勤められていた、浄徳和正さんのOfficeはげっちオフィシャルブログ「雲のうえは晴れ」におもしろい話がありましたので紹介します。
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「1:29:300」

1件の甚大な事故が起こるまでには29件の軽微な事故が起こっていて、
その背景には300件のヒヤリ、ハッとする小さな事故が起こっている。
ハインリッヒさんが、5000件の労働災害を調査して分析した比率で「ハインリッヒの法則」と呼ばれている。
長く土木の現場で仕事をしていた時代があって一番気をつけていたのが現場での事故だった。
なにか危険なことが起こりそうなときは、なんとなく肌で感じるものがあって
そんなときは、特に朝礼とかを慎重に臨んだ。
当時,この法則を知ったとき、僕が肌で感じていた感覚が数値化されていたことに驚いた。
大きな事故は突然起こるのではなくて,必ず小さな兆しがいくつかが積み重なって起きる。
それからは、小さな兆しに特に気をつけるようにした。
これは人が行動するうえでのことだから このようなヒューマンエラーはどのような場面でも適用できるのはないか。

だったら、人がすることならば逆もあると考えた。

「300:29:1」
  300回、小さな幸せを感じていたら
   29回、ちょっといいことが起こって
     1回、奇跡が誕生する 。

 これを「はげっちの法則」と名付けた。
 これ、あながちバカにできないのだ。

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