「あ、お、い、く、ま」は「あせるな、おこるな、いばるな、くさるな、まけるな」の頭文字をとったものです。

—-いまや、日本を代表するものまねタレントとして活動を続けるコロッケさんが、人生の基本として胸に刻んでいる言葉です。この言葉を教えてくれたのは、コロッケさんのお母さんです。
 コロッケさんが幼い頃、お姉さんを加えた母子三人の生活は決して楽ではありませんでした。三食のおかずが全てもやしだったり、そのうちもやしもなくなって、あられが食卓にならんだり……でも、お母さんは決して暗い顔を見せず、むしろ「今日のごはんは、あられたい!」と明るくいい、コロッケさんもお姉さんも喜んで食べていました。そして意識せずとも、可笑しいことをやらかしてくれるお母さんのおかげで、コロッケさんの家は、笑い声が常に絶えない家庭だったのです。
 置かれた状況を悲観したり、他所の家と自分を較べて卑屈になったり、行き場のない怒りをぶつけたり……そうした生活とは無縁で、いつも笑顔を絶やさず、そして前向きに生きてきたコロッケさんです。
 
 私たちもこの言葉を胸に刻んで生活したら幸せになるでしょうね。
 

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