「魂が震える話」ブログ(5月10日)に心に残る話がありましたので紹介します。
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 「日本人が代々教わってきたこと」のお話です。日本の父母は、つい最近まで三つのことを教えました。
  ・お天道様が見ている。
  ・ご先祖様に恥ずかしいことをするな。
  ・故郷に錦を飾りなさい。
  今の50歳以上の人は両親から言われたことがあるんではないでしょうか。今ではほとんど聞かなくなりましたね。

  信用は、一刻の利よりも大切だと。
 誰も見ていない時、独りでいるときの振る舞いこそ、そのひとの品性を表します。
 
 監視されていないと出来ない?
 褒めてくれる人がいないと出来ない?
 独りだとサボる?
 それでは幼児性からの脱却がなされていない子供と一緒です。

 知り合いの社長の家に、乞食の方が「お金か食べるものをください」と来たそうです。
 その社長は、「わかりました。では庭の草むしりをしてくれたら差し上げます」と言ったそうです。
 しばらくして、庭をのぞいてみると、その乞食の方は庭でボーっと座っていただけで、ほとんど草はとられていなかったのだとか。
 飲み物だけ差し上げて帰ってもらったそうです。

 仕事でも勉強でもスポーツの世界でも、楽をする多くの人が勘違いをしているのが、「ずる賢く立ち回ったとしても、最終的な結果はつじつまが合うようにできている」ということを知らないのです。
 
 コツコツ頑張っている人を見て、誰が放っておけるでしょう。
 泣きながらでも歯を食いしばって挑んでいる人を、見過ごすことができますでしょうか?
 そう、みんな見ていないようで見ています。

 神さまもお天道様もご先祖さまも見ています。

 誰よりも何よりも、自分自身がそんな誇らしい自分を一番見ています。
 だから、そういう人に、不思議な力が宿るのです。
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 今の子どもたちにも声を大にして言いたい!!

   お天道様は見ているよ。

 

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