江戸時代に会津藩士の子どもたちが守るべきルールとして定められ、
「年長者の言うことに背いてはなりませぬ」、「嘘言を言うことは
なりませぬ」、など7か条からなり、
最後は「ならぬことはならぬものです」という一文で締めくくられている
『什の掟(じゅうのおきて)』というものがあります。
それに似たようなものとして『ならぬもの十訓』があります。
作者は不明ですが、考えさせられますので紹介します。
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ならぬもの十訓

① 忘れては ならぬもの「感謝」
② 言っては ならぬもの「愚痴」
③ 曲げては ならぬもの「つむじ」
④ 起こしてはならぬもの「短気」
⑤ 叩いては ならぬもの「人の頭」
⑥ 失っては ならぬもの「信用」
⑦ 笑っては ならぬもの「人の落ち度」
⑧ 持っては ならぬもの「ねたみ」
⑨ 捨てては ならぬもの「義理人情」
⑩ 乗っては ならぬもの「口車」
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耳の痛いものばかりです。

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