ブログ「魂が震える話」に出ていた話です。

「習慣にするための第一歩」

  自分を道の上に置いてあるボールだと思ってください。
 つまり、ニュートンの法則で言うところの「静止している物体」です。
 モチベーションに頼る方法では、行動を起こす前に自分をやる気にさせるように促しますが、何も考えずにただ1センチだけ前進して、その勢いを借りてさらに進むほうが簡単だとは思いませんか?
 もちろん、そうですよね?
 ほんの少しだけ前に進めば、あとは自然に転がっていけます。
 そして、ひとたび転がり始めれば、もっと都合のいい2番目の法則―――「動いている物体は、外からの力が加わらないかぎり、その速さが変化することはない」に変わります。

 私たちは目標に向かって、できるだけたくさん、できるだけ頻繁に動きたいと思っています。
 そのために必要なのは、本当に簡単な最初のアクションです。
 なぜなら、どんな課題でも、始めること自体が最初の抵抗を引き起こし、最初の壁となるからです。
 スタートがいちばんむずかしい部分なのですが、それは必ずしもスタートをむずかしくしなければならないという意味ではありません。
 最初のアクションが軽いひと押しでできることなら、最初の抵抗も小さくてすみます。
     (小さな習慣  スティーヴン・ガイズ 著  田口未和 訳  ダイヤモンド社)
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  何かを始めようと思ったとき、最初の壁は「実際に始めること」でしょう。
 始める前からあーだこーだ言って、結局始めないことの方が多いのです。
 たとえば、運動習慣なら、腕立て伏せ1回を毎日やると決めて、まず今この瞬間に1回腕立て伏せをやったらいいのです。
 そうすると、次の日も、その次の日も、おそらく1回だったらと行動に移すでしょう。
 次第に、今日は2回やってもいいかな?5回やろうかな?となっていきます。
 そうして習慣化されたものは、今度やめることの方が難しくなります。
 大玉転がしでボールが転がりだしたら、今度は止めるのも大変でしょ?
 習慣化してしまえばこっちのもんなんです。

 もっと言うと、いい習慣か?悪い習慣か?を毎日繰り返しているのが人です。
 良い習慣を増やしていけば、悪い習慣の出番は減ります。
 大きなことを習慣にしようとすると、続けることが困難になりかねないので、小さな習慣を確実に毎日行うほうが、結果的に継続できて「習慣」になるものです
 一日に本を2ページ読む、一日一回スクワットをやる、一日一人ほめる、一日一回ありがとうを言われる、 無理しないように自分が嫌にならないように、大切に続けていくと、習慣となってやらなくては気が済まなくなります。
 いきなり多くの事を無理やりやろうと思って3日坊主になるより、継続して続けた方が力になりますしね♪ 

 まずは勇気を出して第一歩を踏み出すことです。

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