今日は、中山和義さんの本『大切なことに気づく24の物語』から、素敵な話をご紹介します。

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 ある少年が高校を卒業と同時にマイナーリーグに入りました。
 しかし、結果が出ずに一度もメジャーリーグでプレーすることなく、すぐに引退することになってしまいました。
 野球選手になることをあきらめた彼は、その後大学に入学して教師の資格を得て、ある高校の先生になりました。
 高校野球の監督になった彼は、生徒のやる気を高めるために、「もし、君たちが優勝したら、もう一度プロテストを受ける。」と約束しました。
 生徒は彼の狙い通りにがんばりました。

 その結果、優勝してしまったのです。
 彼は約束通り、プロテストを受けたところ、合格してしまいました。

  今回もマイナーリーグのスタートでしたが、間もなくメジャーリーグに昇格し、さらに人々の記憶に残る活躍をしました。
「35歳で高校教師から大リーガーに転進した男」としてマスコミに注目をあびた彼の自伝は全米ベストセラーになり、映画化された“オールド・ルーキー”も大ヒットでした。

 これは、ジム・モリス投手の話です。
 いくつになっても夢をあきらめない気持ちが大切だと思いました。

 夢が人を裏切るのではなく、人が夢を裏切るのだと思います。

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 人生で一番もったいない思い込みは、過去の経験にとらわれて“自分には無理だ”と思い込むこと。
 人生で一番大切な思い込みは、未来の自分を信じて“自分にはできる”と思い込むこと。
 『可能性のない人はいない。可能性がないという思い込みが、可能性を発揮させていないだけだ。』

   夢は逃げない。逃げるのはいつも自分。

 

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