何年か前にメイトクの本棚で紹介した『家族の夢』という本があります。
この本は『家族への夢』という題で815名の人に
夢を書いてもらって、その中から作ったものです。
その中から『家族の晩ごはん』を紹介します。
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家族の晩ごはん

私が結婚するまでに、
あと何回みんな揃って晩ごはんを食べることが出来るんかなぁ?

私が大学生になってから、バイトとか外食とかで、
一緒にご飯を食べる機会が一気に減ったよね。
最近みんなが揃ってご飯を食べると、なんかすごくおいしいことに気が付いた。
バイトが終わってからひとりで遅くに食べるときと、
七時からパパとママとお姉ちゃんと一緒に食べるのとでは、
おいしさが全然違って。(もちろん、できたて
っていうのもあるやろうけど)
ただおしゃべりしながらテレビを見たり、ご飯のあとのティータイムに、
「また太っちゃうわー」って言いながらお菓子食べたり。
そういう今まで普通だったことがとっても貴重な時間に思えてきて、
私はできる七時には家に帰るようにしようと思った。

「お客さん」としてじゃなくて、
萩原の名字のまま、この家でこうやってご飯を食べる。
当たり前だと思っていたけど、実は素敵で楽しい時間。
そんな日を一日でも多く作ることが、私の家族の夢です。
  (萩原恵 21歳)
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みんなはあと何回家族一緒に食事をできるでしょうか。
18歳までの回数を数えてみたら・・・・・。
そんな楽しい時間を大切にしたいですね。

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