ひすいこたろうさんの手帳「うふふの法則2021」
から紹介します。
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ペンシルバニア大学のマーティン・セリグマン教授は、
こんな実験をしました。
精神的にひどい落ち込み症状があらわれているグループに、
あることを15日だけやってもらったんです。
それは・・・・・
今日良かったことを、3つ思い出して書く。
それだけです。
今日良かったことに意識をフォーカスする訓練をわずか15日間するだけで、
ベッドから離れられないくらいに精神的にダウンしている人たちでも、
94%の人が安ど感を覚えました。
 「本を1章読めた」とか、「風が気持ちよかった」とかでいいんです。
僕で言えば、「散歩中に青空を見ながら食べた草餅がおいしかった」とか、
そんな些細なことでいいんです。

 また、少年院から出てきた子どもたちの再犯を防止するため
の民間の学校があるのですが、そこでコミュニケーションの授業
を担当されていた先生も、毎回授業の最初に
「最近いいことあった?」と聞いて、それをシェアしてから
授業を始めると言っていました。
 最初はみんな、ポカーンとしているそうです。しかし、次第に
脳の中に幸せを見つける回路が育っていき、「花がきれいだった」
とか、ちゃんと答えられるようになるそう。
 そして、2,3か月を過ぎたあたりになると、「先生、昨日めっちゃ
ハッピーなことあったんすよ」とか、ちゃんと答えられるような子が
現れ始めるとか。そして、1人が発表すると、「めっちゃいいじゃん」
と周りも祝福してくれるような空気に見事に変わっていく。
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「今日良かったことを、3つ思い出して書く。」
これを続けてみませんか。

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