この4月初旬にアメリカゴルフ界最高の大会とされる「マスターズ」で
日本人初の優勝という偉業を成し遂げた松山英樹さん(松山市出身)が
話題になった時、同じく愛媛県出身でカンボジアで地雷除去の活動を20年
近くされている高山良二さんがフェイスブックに次のようなコメントを書かれていました。
(昨日のアップで掲載ミスがありました。私が勝手に間違いと勘違いして、
修正していました。訂正してお詫び申し上げます。)
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【日本人の素晴らしさ】

 日本中が、松山英樹プロがマスターズというゴルフの最高峰の場で勝って、
とてつもない歴史的偉業をなし遂げたことに歓喜したのは自然な感情、感動、
日本人としての誇りですが、それに加えて脇役の早藤将太キャディーの
「さりげない一礼」の所作がこれほどまでに世界のメディアや国境を越えた人々に
感動を与えたことは、松山英樹プロの偉業の価値を更に高めた一瞬だったと思いました。

「礼儀正しい民族の最高峰は日本人だ」と海外の人から
ツイッターに書かれていたとも報じられていました。

世界に類のない2000年以上の天皇を中心とした日本文化、精神文化は、
ややもすると先の大戦の後、故意に解釈を曲げられ、宣伝をされ、真の日本人の
素晴らしさ、誇りを消された面が今なお続いていますが、
もう一度、そうではない日本人の世界の人々が尊敬し、称賛する紛れもない真実に
気付かなければならないと思います。

まだ記憶に新しいラグビーのワールドカップ8強入りという、
これまた歴史的な偉業を成し遂げたラグビー日本代表が負けた後、
選手たちが使ったロッカールームを彼らが綺麗に清掃し、感謝の
コメントを残して立ち去ったことが、世界のメディアに大きく取り上げられ、
称賛されたことを思い出しました。

 アメリカが日本の歴史や文化を徹底的に研究し尽くした資料を見た、私の
尊敬するアメリカの友人がバンコクで行われた国際会議の場で、
「質の高い精神文化を持ち、世界の平和と安定に貢献できる民族は日本人、
あなたの国ですよ」と言ったことに今でも衝撃を受けています。

こうしてみると、我々日本人が気が付かなくなった日本の素晴らしさや誇りを、
今異国の方たちから教えられているように思います。

20年近くカンボジアで活動していますが、諸所でカンボジアの皆さんから大変親切にして頂いています。
「日本人であるがゆえ」だろうと思います。
タイにも行きますが、そこでも大切にして頂きます。

異国で活動すると一個人ということもありますが、どうしても「日本人」
という看板は背負っているのかなと思います。

私たち日本人は、今、とても重要な時期を迎えています。

「古事記」や「日本書紀」などを勉強して、「日本人とは・・」、
「日本の真実の歴史とは・・・」ということを知りたいという方が増えているように思います。

私もその一人です。

そういう日本人の人たちと真実の日本を知るために勉強したいと思います。 

 ーカンボジアの村にてー
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長年カンボジアで活動されている高山さんは、日本人に対する感情を現地の人々から
直に聞いています。

今までの日本人の行動が、現地の人々の評価につながったということ。
そして、今から海外で活動しようとする日本人の行動が日本人全体の評価につながる
ということを自覚して行動しなければならないと感じました。

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