これも先日紹介した鍵山秀三郎さんの講述録
「凡事徹底」から紹介します。
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終身(しゅうしん)路(みち)を譲るも、百歩を枉(ま)げず

一生涯、狭い道で人と出会った場合、
どうぞどうぞと道を譲ったとしても、
その合計は百歩にもなりません。
その百歩にもならないことに意地をはって、
俺が先だ、私が先だとお互いに争って、
お互いに損をしているのが、現在ではないかと思うのです。
ずいぶんと古い時代に、先人はそういうことを見抜いて、
一生の間、人に道を譲ってもその合計は
百歩にも満たないことを言い残しています。
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へんな意地は捨てて、人には譲るくらいの余裕があるといいですね。

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