負けてたまるか
   
(大野勝彦一日一言「負けてたまるか」7月20日分)

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   この詩画は昨年度保護者講演会で来ていただいた大野勝彦さんの作品です。大野勝彦さんは1989年、農作業中、機械により両手を切断しました。絶望の中、家族やいろいろな人の支えがあって生きていたことに気づき、入院3日目より、“湧き出る生”への想いを詩に託します。それより詩人・画家となります。大野さんの作品とその講演は静かな感動を呼び、全国各地で講演をされるようになりました。そして、アンビリーバボーなどのテレビ番組でも取り上げられるようになりました。その大野さんですが、昨年は保護者会講演会で講演していただき、感謝と家族の大切さなど様々なことを教えて頂きました。
  今年、4月の熊本大地震により南阿蘇村にある、大野さんの美術館が壊滅的な打撃を受けました。現在も必死の復旧作業を続けておられますが美術館は再開できておりません。そんな時、以前発行されていた大野さんの詩画集1日1言「泣いて笑って」の中に、この言葉がありました。地震の被害にも負けない強い決意と重なり掲載させて頂きました。

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