志賀内泰弘さんのブログ『ギブ&ギブメルマガ 』の
「たった一言エピソード」入選作品からから紹介します。
ある高校生が書いた作品です。
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<心に響いた「たった一言」>

「一生懸命になれる人であれ」

私が中学一年生の時。担任の先生は体育の先生で、
何事にも熱い先生、いわゆる、熱血教師でした。
先生の姿からは、どんなことにも挑戦し、本気でぶつかりあい、
ひたむきに努力することの大切さを学びました。

毎日楽しい生活を送っていた中で、父の仕事の都合で
私は転校することに決まりました。

何度も助けてくださった先生方、本当に仲が良かったたくさんの友達と
常に一緒にいることが出来なくなることに対しての悲しさや、
これから先、私はうまくやっていけるのだろうかという不安に
押し潰されそうになっていた時に、
先生がくださった手紙に書かれていた言葉。 

「一生懸命になれる人であれ」 

目の前のことに一生懸命になれない人は、大きなことにも
一生懸命になれないそうです。
この言葉から私は、はっと気がつきました。
きっと先生が私たちに伝えたかったことは、一生懸命になることが
どれほど大切かということだ、と。
だから先生は何時も熱く一生懸命だったのだ、と。 

手紙をもらってから今日に至るまで、この言葉に何度救われたか
分からないほど、助けられてきました。
諦めそうになった時に一番に出てくる言葉です。
これから先も、何があってもこの言葉を胸に先生の姿を追いかけて、
一生懸命に生きていこうと思います。
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「一生懸命はかっこいい」
そう思いませんか。

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