10月27日(木)午後1時40分～15時30分、生徒対象講演会として、国際理解コーディネーターの中矢匡（ただし）さんをお招きして講演会を行いました。
中矢さんは、愛媛県で公立中学校の保健体育教師として15年間勤務し、平成15年3月に退職した後、中南米、アフリカ諸国、中東の紛争地域の諸外国や、日本各地の災害被災地にも足を運ばれ、現地の方々と交流を深められました。
今日の講演会では、「地球に生きるー８０か国で出会った人々ー」という演題の下、世界各国での実体験をもとに、「生きる意味」と「命の大切さ」を深く考えさせられる貴重なお話を聞かせていただきました。
講演では、まず、各地の民族衣装に身を包んだ先生や生徒の登場でスタートし、各地で目の当たりにした厳しい環境と、そこでたくましく、したたかに生きる人々の姿から学んだことを、多くの写真や動画とともに、心を込めて生徒の皆さんに伝えてくださいました。
生徒たちは、ときに笑い、ときに身を乗り出し、ときに真剣な表情で聞き入り、中には涙を浮かべる生徒もいるなど、心に響くお話から、多くのことを感じ、心に刻むことができたものと確信しています。
講演後の質疑応答では、生徒からの質問が途切れることなく続き、今回の講演会がいかに素晴らしい経験となったかを物語っていました。
教室で書かれた感想には、「命を大切にしよう。」「平和な世界を作る一人となれるよう頑張る。」「私の知識や経験を積み上げ、自分の核をつくっていきたい。」などの考えが寄せられました。すばらしい講演をしてくださった中矢先生、本当にありがとうございました。
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