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 1月28日(土)に、第3学期の授業参観と保護者対象講演会が行われました。
授業参観では、1年生は1組:歴史・2組:数学・3組:数学を、
2年生は1組:英語、2組:数学・3組:国語を、
3年生は1組:理科・2組:社会・3組:数学を見ていただきました。
今回もたくさんの保護者の方に来校していただき、本当にありがとうございました。

 保護者対象講演会では、「300年ぶりの激動の時代を生き抜く子供たちに必要な教育とは」という演題で東京大学公共政策大学院教授、慶應義塾大学政策・メディア研究科教授、元文部科学副大臣、前文部科学大臣補佐官の鈴木寛先生にお話ししていただきました。
 まず初めに、「大学の試験の入試形態に変化があり、論述式(記述式)が大切になっていること。
そして、高校時代に経験したことが重視されている」「日本には世界の5%に入るほどのいい大学が身近にあること」「どのような生徒が成長してくのか」などを、様々な資料を基に分析され、わかりやすく講演をしてくださいました。
これからは「Wellbeing+Singularity+VUCA」が大切になり、特に「Wellbeing」に重点を置かれていることが分かりました。
その中でも、家庭では「(指示をするなら)2拍(2回深呼吸)待ちましょう」、
教育現場では「1on1(個別指導・個別面談)先生と生徒が濃密に関係する」と
保護者にも教員にもアドバイスを頂く、大変参考になるものでした。
 最後に、「今治市はresourceが豊富であるため、地域で生徒(子供たち)を育てていくにはよい環境である。」とおっしゃっていました。
参加した保護者の方は、うなずきながら鈴木先生の話に耳を傾け、
気づけば予定時間が経っており、もっともっとお話を聞いていたいと思える講演会でした。
すばらしい講演をしてくださった鈴木寛先生、本当にありがとうございました。

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