過去の学年通信や体験入学や入試説明会で、
反響の大きかった話を紹介します。
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うっかりミスをなくせ! part.1

[ミスがなければもっといい点だったのに]
多くの生徒と保護者からよく受ける相談で、次のようなものがあります。

数学のテスト結果をながめながら、
「うっかりミスが目立つのですが、どうすれば直りますか?」

「ミスがなければ90点はあったのに…」というものです。
「うっかりミス」を克服すれば成績が向上するという課題は
多くの生徒に当てはまります。

しかし、「うっかりミス」には規則性や法則が見出せず、
その克服方法は私にとって長年の課題でした。

[うっかりミスは多種多様]

うっかりミスは、様々な教科の様々な場面で起こります。
例えば、次のようなものに心当たりはありませんか。

  • 記号で答える問題を用語で答えてしまった(社会)
  • 面積を求める問題で体積を求めた(数学)
  • 文中の語句で答える問題を自分の言葉で答えた(国語)
  • gとmgの単位を間違えた(理科)
  • ピリオドを書き忘れた(英語)

 後から「しまった」「おしい」「残念」と感じることも、
よくあることだと思います。
 また、次のような失敗は、深刻なうっかりミスといえます。

  • 解答欄の場所を間違えた
  • 解答用紙に名前を書き忘れた
  • 受験番号を書き間違えた
  • 受験票や筆箱、作図道具を持ってくるのを忘れた

     (part.2に続く)

 

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