1914年にイギリスのロンドンでアーネスト・シャクルトンという人が、ある仕事の募集をしました。
 その時の新聞広告がこちらです。
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求む男子。
至難の旅。
僅かな報酬。
極寒。
暗黒の長い日々。
絶えざる危険。
生還の保証なし。
成功の暁には名誉と賞賛を得る。
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この求人広告に、5000人もの男が殺到したといいます。
どういう仕事だと思いますか。



実はその仕事というのは、「南極大陸横断」のメンバーでした。
5000名の中から56名が選抜され、2隻の船で南極大陸横断に出発します。

 そのまま、彼らは出発するんですが、遭難してしまいます・・・
その後、極寒の地で救助を待ち、奇跡的に隊員全員が生還しました。
奇跡ともいえるでしょう。
その奇跡の物語が書かれているのが
エンデュアランス号漂流記 」(中公文庫BIBLIO)文庫です。

人は仕事を選ぶ際に考える基準は、「お金」だけなのではなく
「夢」や「やりがい」の場合もあるのだなあと感じました。

 

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