ここ何年かネットで話題になっていて毎年紹介している「お寺の掲示板」シリーズです。
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この言葉はとても奥が深く、人によってはどのようにでも解釈ができるのではないでしょうか。
私は「あなたが身につけているものから発する言葉まで全ては借りものなのですよ。
完全に自分のものは何もないんですよ。いろいろなものに執着してはだめですよ。」と言っているような気がしました。
この言葉について超覚寺さんは「いずれかえすもの」とコメントをつけておられますので、
「かりもの」とは「借り物」であり、「私のもの」という執着から離れるための法語と味わえます。
しかし、「かりもの」を「仮(の)もの」と読むとどうでしょう。
また違ったとらえ方ができそうな、そんな妙がある言葉です。
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