ひすいこたろうさんのブログから紹介します。
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まったく売れなかった暖房機がキャチコピーを変えたらなんと爆発的な大ヒット商品に!

さて、そのキャチコピーとは?

いまや大人気の暖房機デロンギヒーターですが、
構造的にあまり温かくならないヒーターなので、
日本では発売当初まったく売れませんでした。 

もともとヨーロッパで補助暖房として使われていたのですが,
日本には、主力の暖房で温めてから補助暖房にバトンタッチするという考え方が80年代当時、
まだまだ浸透してなかったからです。
通販会社の「通販生活」でも展開してみたもののまったく売れなかったそうです。

暖房機デロンギヒーターが売れなかった致命的な欠点は,
温風を出さないので、あまり温かくならない。
暖房器具なのに、あまり温かくならない。

でも、この致命的な欠点をある角度から見たら……
爆発的なヒット商品に育ったのです。

以来、30年以上不動の人気商品になっているので、
売上げはゆうに百億円はいってるでしょう。 

たったひとつのものの見方で100億円以上変わるんです。
とにかく爆発的な稼ぎ頭の商品になってしまったわけです。 

温風を出さないので、あまり温かくならない。
この致命的な欠点が長所になる場所を探し当てたのです。 

その場所わかった?
そう。寝室用暖房機として、
「寝室に置いておくと、ひと晩中ホテルに泊まっているような快適さ」
としてキャッチを変えたら、短所が長所に切り替わったのです。

あまり温かくならないという暖房機としては致命的な短所は寝室で使う場合は、
「ひと晩中、おだやかな暖かさで眠れる」という長所に切り替わるのです。

「温風が出ない」は、「寝ていてものどがいたくならない」という長所に切り替わったのです。
エアコンは温風で喉がいたくなるし、石油ヒータやガスヒーターは
換気の必要性やにおいの面で寝室用としてアウトだからです。

暖房機デロンギヒーターが変わったわけじゃない。
使う場所を変えただけです。

そうなんだ。
そういうことなんだ。

君の短所はね場所を変えたら、長所に反転する! 

短所に悩むなんて時間の無駄。 

短所が生きる場所に自ら飛び込めばいい。
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君がそのままで輝く場所があるんだ。
世界は君が考えてるほど小さくない。

 

 

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