感謝は返謝してこそ完成する
   北川八郎『繁栄の法則』より(作家・阿蘇山中の南小国町の満願寺窯で七陶三農の生活。)
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 感謝には大切な意味があります。
 それは、ありがたいと思うだけではなくて、その気持ちを今度は人に返していくことによって、感謝の心は完成するものなのです。
 だから「ありがたい、ありがたい。ああ、ありがたい」と言って、いつも人からもらってばかりではだめです。
感謝し、本当にありがたいと思ったらその感謝の気持ちを、何らかの形で社会に還元することが大切です。
同じ人に返さなくてもいいけれども、世間に必ず返すということです。

「感謝は返謝をしてこそ完成する」のです。
 返謝のない感謝は、ただもらうだけの人生になる。
 いつももらうことを目指してしまう。 
 そして、もらえないと目じりがつり上がる人になってしまう。

 いつも人に良きものを与えてごらんなさい。
 物でなくて気持ちでも何でもいいから与えてごらんなさい。
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 あなたは返謝をしていますか。

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