「魂が震える話」ブログより紹介します。
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 江戸時代末期、「松下村塾」や「適塾」などの私塾が多く存在しました。
 そこで行われていたのは、全員で本を読み、議論するという教育で、そのおかげもあってか、当時日本の識字率は世界一です。
 ちなみに、江戸時代の幕末期においては、武士はほぼ100%読み書きができ、庶民層でも男子で49~54%は読み書きができたそう。同時期の就学率(学校に就学しているか)も、江戸の就学率70~86%に対し、イギリスの大工業都市でさえ、わずか20~25%。しかも、私塾や寺子屋は義務教育じゃなく、庶民の主体的な学ぶ意欲で自然発生した、世界的にも珍しいものだったのです。

 経営コンサルタントの神田昌典さんは、著書「バカになるほど、本を読め!」(PHP研究所)にてこう述べております。

 こんな時代に書籍にこだわる理由なんて何もないじゃないか、というのが、「本」不要論を唱える人の主張だろう。
 しかし、私が「本が不要だ」と感じることはほとんどない。私の周囲にいる意識の高い人は今でも多くの本を読み続けているし、それどころか、私も含め皆、以前よりも読書量が増えているとすら感じるからだ。年間に100冊~200冊読む人は珍しくない。
   なぜ意識の高い人は、今もかわらず本を読むのだろうか。
 それは、本が、世の中に生まれるさまざまな最先端の思想やアイデアに、いち早く触れることのできるメディアだからだ。

 日本経済新聞の調査に結果に【年収と読書量は正比例する】というデータがあります。一ヶ月に1冊も本を読まない人がおよそ50%で、一ヶ月に3~4冊読む人が10%といいます。年収と比例しているのであれば、月に3~4冊の本を読めば、上位10%の年収になれる確率が上がるということです。

  このデータを見てあなたはどう思いますか。

 

 

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