「誰もが幸せになれる、ある行動とは?」で質問しましたが、お待たせしました。答えは
  「笑顔」です。
 この文章は 1933年にニューヨークのあるデパートが、繁忙極めるクリスマス・セールの期間中に広告で載せていたものです。元の題は「クリスマスの笑顔」。このデパートでは店員さんが一生懸命笑顔を見せるのですが、疲れきった時にお客さんから笑顔をいただくという素晴らしい「お願い?」をします。本当に「笑顔の大切さ」を伝えてくれる伝説のCMなのです。この文章の通り、元手もいらず、与えても減らない。買うことも強要することもできません。笑顔の大切さを痛感させてくれたこのCMに感謝です。
                               (以下が全文です。)

 クリスマスの笑顔 

 元手が要らない。
 しかも、利益は莫大。
 与えても減らず、与えられた者は豊かになる。
 一瞬間見せれば、その記憶は永久に続く。
 どんな金持ちもこれなしでは暮らせない。どんな貧乏人もこれによって豊かになる。
 家庭に幸福を、商売に善意をもたらす。
 友情の合い言葉。
 疲れた者にとっては休養、失意の人にとっては光明、
 悲しむ者にとっては太陽、悩める者にとっては自然の解毒剤となる。
 買うことも、強要することも、借りることも、盗むこともできない。
 無償で与えて初めて値打ちが出る。

 クリスマス・セールで疲れきった店員のうちに、これをお見せしない者がございました節は、恐れ入りますが、お客様の分をお見せ願いたいと存じます。笑顔を使いきった人間ほど、笑顔を必要とするものはございません。

   あなたは誰から笑顔を与えてもらっていますか。

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