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 1月25日(土)に、第3学期の授業参観と保護者対象講演会が行われました。
 授業参観では、1年生は英語・数学・歴史を、2年生は歴史・英語・数学を、また、3年生は受験対策授業を見ていただきました。
 今回もたくさんの保護者の方に来校していただきました。
 本当にありがとうございました。

 保護者対象講演会では、「子どもの未来が“変わる”親の関わりとは~教育コーチングでできること~」という演題で、成基総研コーチング室室長の大村伸介さんにお話ししていただきました。
 まず、「本日のキーワードは『観察』です」と示していただきました。次に、「コーチ」(coach:馬車)とは「大切な人の目標地点まで行き着くためのもの」と紹介していただき、その後、「雑談タイム」と称して2~3人でのワークショップを行い、参加した保護者の方や教員の気持ちをつかんだところで、話は核心へと移っていきました。
 お話しいただいたことのすべてを書くことができませんので、主なものを紹介します。
 ・ 「人は育とうとする生き物だ 人は自分の中に答えを持っている 人はそれぞれ」
 ・ Belief(ビリーフ)とは「信じ込み・思い込み」→ Beliefが人生を決める。
 ・ 「聴す」(ゆるす)= 抱えているものを受けとること
 ・ まず受けとる(受け入れるのではない)→ 受けとってから渡す
     ※受け入れは甘やかしである。
 ・ 「質問する」(質問は興味からくる) ※判断から生じる「詰問」になってはダメ!
 ・ 「なぜ」を「何」に言いかえる 
           [例] やる気はあるの? → 10の力のうちのいくつ使ってる?
 ・  「模擬試験を受けに行ってくるよ」という子どもに、「応援してるよ。あなた自身が悔いなく
   やってくれればうれしいよ。結果はどうあれおいしいもん作って待ってるよ」と声をかける。
 ・ 「承認する」 = 良いこと悪いことを含めてあるがままの存在を認めること
 ・ フィードバック = 「観察」する ← 関係のないことは入れずに「事実を見る」こと。
   そうすれば「怒り」が「叱り」になる。
 ・ 主役・主演は「子ども」である。大人の役割は子どもの自立を支援すること。 
 参加した保護者の方は、時には笑いもあり、うんうんとうなずきながら大村さんの話に耳を傾け、気づけば予定時間の90分が経っており、もっともっとお話を聞いていたいと思える講演会でした。

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