いつも引用させていただいているひすいこたろうさんが
新型コロナウイルス感染拡大に関してコメントしてくれています。
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僕が感じてることをストレートにお伝えしようと思います。

新型コロナウイルス感染拡大で思うこと

今回のコロナウイルスで僕らが今、問われているのは、
最も大切なことを最も大切にすることじゃないかと感じているんです。

最も大切なことを最も大切にしたら、
それはそれは大きな変化を引き出せるのです。

今、改めて最も大切なことは何かというと、いうまでもなく、
「いのち」であり、「地球環境」ですよね。

もしコロナが蔓延しなかったら……
ひょっとして、人類規模として見るともっと最悪な未来が待っていたのではないか。
そう感じることがあるんです。

コロナが未来の地球のためになかなか変われなかった人類のために
いま、ワールドシフトを促してくれているんじゃないか。

いまを生きる僕らとしては、大変な痛みが伴いますが、
未来の地球のためには、ここで一気に方向転換する必要があるのではないかと。

こんな大変な時代に、今日、生まれてきてくれた子どもたちのために……。

 フィンランドの独立研究機関であるCREAの分析によると、
経済が減速した影響で中国だけでも、2億トン分の二酸化炭素(CO2)が
大気中に排出されなくなったそうです。

CNNによれば、深刻なレベルに達していたインドの大気汚染物質も激減し、
(PM2.5の濃度は、3月20日から27日にかけて71%も低下)、
青空が戻っているのだそうです。

インド北部では、これまで見えなかった200キロ先のヒマラヤ山脈が
30年ぶりに見えるようになったといいます。

コロナ対策で、大気汚染が劇的に改善している面もあるんです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200410-35152184-cnn-int

 僕も含めて、自分だけが良ければいいことを
最優先してきたのが、これまでの社会だったと思います。

それがもうギリギリのところにきてしまったのではないか……。

これからは未来の地球にとっていいことを
100年後の子どもたちにいいことを最優先にして
価値観。働き方。ライフスタイル。
全てをシフトさせていくことが、
いま問われているのだと感じます。

僕ら現代人は、もっともっとを追求してきました。
「もっと儲かるために」と進めてきた個人の幸福追求が、
地球環境の破壊にまで至ってしまっています。

いま、憲法13条で保障されている個人の幸福追求が、
全体の不幸をもたらすところまできてしまったわけです。

「自分さえよければいい」の結果、いま、地球が悲鳴を上げている。

ゲリラ豪雨や異常気象は天災じゃなくて、
きっと環境破壊による人災の部分もあると思うんです。

きっと僕らが想像する以上に地球は
ギリギリのところにきていたんだと思うんです。

未来から見たら、コロナは、
ここで人類がシフトできるかどうかの
ラストチャンスなのかもしれません。

いまならまだ素晴らしい未来を人類はギリギリ選べるんです。

 僕が心理学を学んだ衛藤信之先生は、ネイティブ・アメリカンの人たちと
1年間一緒に暮らしたことがあります。

彼らは、儀式で使う1本の木を切り倒すのに、
どの木を切れば、7代先の子孫たちが困らないか、
喧々諤々の話し合いをしていたそうです。

たった1本の木を切るのにそこまで子孫たちのことを真剣に考えるのです。
そして、1本切ったら、1本植えるのです。

でも、考えてみてください。
この決断が100年後の未来まで変えているのです。

僕らは1秒の決断で100年後まで変えられるのです。

 それができるのは……
人間だけです。

100年後の子どもたちがワクワクするような現実をいまこそ選ぼうよ。
地球環境と共存できる生き方を探し始めようよ。
人類が本気出したら、すごいと思うんだ。

だって地球環境をものすごく破壊できるってことは、
ものすごい素晴らしい創造もできるってことだから。

いまこそ、未来の兆しをつかみとろう。
共存共栄の新価値を作り出そう。

100年後の教科書を見る子どもたちは
胸をときめかして、

この時代の歴史を勉強すると思うんです。

 100年後の子どもたちは、先生にきっとこう質問するよ。
「先生、どうして令和の時代は、あんなにヒーローが続出したんですか?」って。

幕末に吉田松陰や高杉晋作、坂本龍馬などヒーローが続出したように。

いつの時代も試練が魂を磨いてくれるからです。

NO RAIN NO RAINBOW
瞳に涙がなければ魂に虹はかからない。

コロナという「壁」を
優しい未来の「扉」に変えよう。

僕は知っています。
君はそのために生まれてきたことを。

 ではではまた。
ひすいこたろうでした。
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あなたはどう思いますか。

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