致知出版の「偉人メルマガ」から紹介します。
———————————-

弊\致知出版社から刊行している『学問のすすめ』が、フリー編集者で、
ライターの長谷川賢人さんのTwitterで紹介され、ただいま
大きな反響を呼んでいます。

わずか3日間で、約20万もの「いいね」が付き、6万人の方がリツイート。

「今のTwitterでよく見るつらい光景、福沢諭吉が明治9年に忠告してた」
というコメントとともに、紹介された文章は、以下の部分でした。
………………………………………………

後進の若者たちよ、この場を借りて忠告しておきます。

人の仕事を見て「たいしたことないな」と思ったら、
自分自身でその仕事をやってみなさい。

人の商売を見て、下手だと思ったら、
自分でその商売をやってみなさい。

隣の家の家族を見て教育がなってないと思ったら、
その教育を自分の家族にやってみなさい。

人の著書を評論したいと思うなら、
自分で筆を執って本を書いてみなさい。

学者を評価しようと思ったら学者になってみなさい。
医者を評価しようと思ったら医者になってみなさい。

大きな問題から小さな事柄に至るまで、
他人の「働き」にくちばしを挟みたいと思うなら、

試しにその身をその「働き」の地位において、
自分自身で体験した上で考えてみなさい。

仮に職業としてまったく違うものであっても、
よくその「働き」の難易・軽重を測るのです。

まったく種類の違う仕事であっても、
ただ両方の「働き」をもって自分と他人を比べれば、
大きな間違いはないでしょう。

(『学問のすすめ』福沢諭吉・著、奥野宣之・現代語訳より)
—————————————–
他人のことを批判する前に、自分がやってみる。
この原則はとても大切なことです。

校内連絡