動き出さなければ何も始まらないが、動けば、夢は向こうから近づいてきてくれる


この言葉は平成26年度に生徒の皆さんに講演していただいた海洋冒険家白石康次郎さんの言葉です。 白石康次郎さんは 史上最年少ヨット単独無寄港世界一周を達成しました。また、単独世界一周ヨットレース「5OCEANS」クラスIに日本人で初挑戦して総合2位でゴールしました。また、ヨットでの太平洋横断最速記録を更新しました。
  彼はごく普通の一般サラリーマンの家庭で育ちました。決して金銭的に恵まれていたのではなく、船酔いもするので、才能や環境にも恵まれているわけではありません。それでも、夢や目標を達成できると考えて、夢への実現に向けて自分ができることの大切さを明徳中学校の生徒にも話してくださりました。
  「才能や環境に恵まれていなくても目標は達成できる 。」とか、
  「僕が頑張ろうが頑張るまいが、自然はそんなこと考慮してはくれません。同じように、どんなに完璧な準備をしたとしても、次に僕が世界一周できる保証はありません。結果なんて誰にもわからないのだから、考えても仕方がない。それよりも、やれることをやって、失敗したらそれを受け入れることが重要です。」など、心に残る言葉を話してくださいました。  
  白石さんは、いまでも航海に出て数日間は、船酔いで死ぬような思いをしています。また、ヨットはとにかくお金がかかるというのに、大金持ちでもなければ、大スポンサーもいない。だから、船に乗っていないときはいつも、必死で資金集めに走り回っています。
 
  その白石さんが、2009年からずっと出たいとおっしゃっていた単独無寄港で南極大陸を一周してフランスに戻ってくるという世界一過酷なレース「ヴァンデグローヴ」に参戦できることになりました。このヨットレースは南氷洋は氷山やクジラなどがいつ現れるかもわからず10メートル以上にもなるという荒波の中4ヶ月間、ほぼ一睡もせずにすべてのことを一人で行わなければなりません。足を滑らせて、極寒の海に落ちても誰も助けてくれる人はいない。まさに、命がけのレースに日本人どころか、アジア人として初めて挑戦します。
  その戦いはレースがスタートする今年の11月から始まるわけではなく、実はもう何年も前から始まっていて、レースに必要なヨットを手に入れること、それも、十分レースになるヨットを、手に入れることは本当に至難の業です。皆さんの協力も必要です。
そういう、ハードルを一つ一つクリアしながら、まさに今も、少しでもいい状況でスタートできるように日々戦っています。
 
みなさんも是非、白石康次郎さんの挑戦を一緒に応援しましょう。
       
(詳しくは白石康次郎さんのホームページで。)