本当の苦しみは人生に3回しかない(小林正観)

致知出版社の「人間力メルマガ」から紹介します。

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 日本におけるイメージトレーニング研究・指導のパイオニア的存在である西田文郎さん。
これまで、数々のアスリートや経営者の脳力開発に新たな光を当ててこられました。
 本日はそんな西田さんによる、「運とツキ」にまつわるお話をご紹介します。
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本当の苦しみは人生に3回しかない」西田文郎(サンリ会長)
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 一代で大きなことを成し遂げた人は、自分の努力ではどうしようもない様々な逆境、ピンチを潜り抜けてきています。
その時、初めて「運」というものを体感するのだと思うのです。
 だから、会社を急成長させた若い経営者の方などを見ていて、「この人はツイているかもしれないけれど、
運はないかもしれない」と感じたりすることもあるんです。

さらに、これも同じ師から言われて印象に残ったことですが、
「本当の苦しみというのは人生に三回しかない」と言うんです。

一回目は生まれてくる時。
記憶には残りませんが、人は産道を潜り抜けるという大変なことを
乗り越えて生まれてくるわけですから、誰しも皆運があると。

もう一回は死ぬ時です。
自分の意思とは関係なく、死は訪れ、息を引き取ります。

これは大変な苦しみですよね。

そうすると、人生で本当に苦しむことはあと一回しかない。
それなのに多くの人は、十番目か二十番目か、あるいは百番目の苦しみに出遭って大騒ぎしている。
いま苦しんでいることは、自分の人生で何番目の苦しみなのか考えろと、二十代前半で教わりました。

だから僕も苦しいことはありましたが、その苦を楽しんで生きてきました。
      『致知』2011年3月号より