石ころだって誰かの役に立っているんだ

以前も紹介した「コトバのチカラ」(PHP社)から紹介します。
この書籍は全国の民放ラジオが行った「コトバのチカラ」
キャンペーンでリスナーからの65編が選ばれたものです。
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石ころだって誰かの役に立っているんだ

高校生の頃、自分はなぜ生きているのか。
自分が死んだところで世の中は変わらないし、
地球が止まるわけでもない。
生きている価値などないと思いつめていたことがありました。
 どうやったら美しく死ねるだろうかと真剣に考えていました。
 その頃に観た、あるお芝居の中で、出合った言葉です。
 希望を失い、「私なんか何の役にも立たない」と語る主人公の女性に、
その友人が小さな石ころを拾いながら、こう語りました。
「こんな小さな石だって知らないうちに誰かの役に立っているんだよ。
人間の君だって、必ず誰かが必要としているんだ。」
 
 この言葉は、その時の私の心に突き刺さりました。
 自分も生きているだけで、誰かの役に立っている
のかもしれないと勇気が出てきたのです。
 結婚して二児の母となった今でも、忘れられないセリフ。
 きっと、私の人生の最後まで助けてくれる言葉です。
 言葉は人生を変えることも、命を救うこともできる。
 本当にありがとう!生きていてよかったです。
   (石川県 小池深代)
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みんな生きているだけでも誰かの心の支えになっている。