「あの時やっておけばよかった」と、いつまでお前は言うんだ?
紹介文
題名は何となくややこしくて面倒くさそうだけど、
小説になっており非常に読みやすい内容でした。
いつの間にか引き込まれて読み終えてしまいます。
自分の物事のとらえ方一つで人生が変わっていく。
自分の行動一つで人生が変わっていく。
それを再認識した内容でした。
中学・高校生には是非読んでもらいたい本の一冊です。
※ネットのブックレビュー(書評)では特に「大学生までに読みたかった。」との感想が多かったです。
【あらすじ】
主人公・鬼頭武士は事務機器販売会社入社3年目の社員。
高校・大学も普通、仕事も普通、どこから見ても普通の男。
その生活に幸せを感じている。
でも、本当に普通「で」いいのだろうか・・・。
疑念が胸に浮かんだとたん、不思議なことが起きる。
時々、鬼頭が意識がなくなり、夢を見るようになるのだ。
夢の中で、まだ中高生だった頃の自分と出会ったのだ。
それは、大事な決断を先送りする高校時代のダメな自分だった。
少年時代の「普通」でいいといい、塾に通ったらどうかという母親を拒絶する。
友人が急に塾通いして頑張るようになったのを馬鹿にしていたのだ。
しかし、友人は人が変わったように頑張りだして、輝いていく。
その中で大人なった自分が「変わらなきゃ。」と行動を始める。
詳細
- 生徒★★★★★ 保護者★★
- 「あの時やっておけばよかった」と、いつまでお前は言うんだ?
- 武藤良英・荒川祐二(著)
- 講談社 ¥1620