ソバニイルヨ

紹介文

あらすじ 
  勉強が嫌いで、周りからどう思われているかばかりを気にして毎日生活している隼人は中学1年生の男子。
 ある時、些細な出来事がきっかけで、仲の良かった友達との関係がもつれ、孤立することになってしまった。
 そんな頃、自分の部屋に帰ると、そこには見慣れぬ物体が。それは、長期出張になる父親が残していったAIのロボット・ユージでした。

ひと言
  
今治明徳中学校イチオシの喜多川泰さんの新作です。今回も喜多川さんらしいとても愛情あふれた作品です。
  この作品も中高生に読んでもらいたい作品であり、その親御さんや先生方、教育に携わる多くの人にとっても学びの多い作品だと思います。

  私も読んだ後、心がすごく温かくなりました。こんなにもAIのロボット・ユージがいとおしくなるなんて考えられませんでした。
  喜多川さんはどうして、こんなにもたくさんの作品のアイデアが出てくるのかと感心します。
  喜多川さんの作品の多くは、中学高校生の今の気持ち、勉強に対する考え方、恋の力、家族への感謝、等が取上げられ、成長する姿に読んでいる人が引き込まれていきます。
  是非、読んでみてください。

詳細

  • 生徒 ★★★★★ 保護者 ★★★
  • ソバニイルヨ
  • 喜多川泰
  • 幻冬舎 ¥1400+税