保健室経由、かねやま本館

紹介文

「嫌なことがあったときは、のんびり休んでいいんだよ! 」というメッセージに元気をもらえます。
ストーリーがたのしく、温泉旅館も、実に魅力的。

〇下記にひとつでもあてはまる子は、必読!
 □ 友だちの作り方を知りたい
 □ 自分は、不器用なほうだと思う
 □ 「自分」を好きになりたい
 □ 学校に行くのが、ちょっとしんどい
 □ 大切な人がいる
 □ 湯治場(トージバ)って、なに?
 □ 「かねやま本館」のウラ側をのぞきたい!

〇このシリーズここがすごい!
・書店員さん、司書さん、子どもたちからのアツい支持!
・受験テキストにも多数使用!・シリーズ全巻ゾクゾク重版!
・第60回講談社児童文学新人賞受賞(1巻)・第50回児童文芸新人賞受賞(1~3巻)

〇みんなからのアツい要望がゾクゾク届いて続刊決定!
大人向けにも文庫化希望の癒やし本です!――うさぎや矢板店 山田恵理子さん
本当に疲れたら、ゆっくり休んでいいんだよ、力を少しでも蓄えたらジャンプして浮上できるよ……と思える読後感。――宝塚市立中山五月台小学校 学校司書 崎山さん
教室の生徒も夢中になって読んでいます。読書初心者にも本が大好きな人にもおすすめします。
――大手進学塾 現役教室長 akiraさん
中学生の頃に欲しかった言葉が、保健室で伝えたかった言葉が、この1冊にあふれてる。
――元・養護教諭 にじいろさん

あらすじ
ずっとクラスの人気者として生きてきた中学生の佐藤まえみ(通称:サーマ)。父親の異動に伴い、夢の東京生活がはじまった。東京生活になじめなかったのか兄の慈恵(じけい)は突然不登校に。サーマは東京でもうまくやっていけるって信じてたけど、「サーマって、なんていうか……ちょっとしんどい」と、仲良しグループにはじかれて……。

学校に行きたくないけど、両親に心配されるから休みたくもない。
葛藤しながら保健室に向かい、扉に手をかけようとした瞬間。
「ちょっとちょっと、あんたはこっち!」
手招きしてきた不気味な白衣のオバさん・銀山先生に導かれ、いぶかしみながらも保健室の隣の【第二保健室】で休むことに。その地下にあったのは、中学生専門の湯治場「かねやま本館」だった――。

銀山先生って何者? かねやま本館って何? 温泉には効能が? 
「疲れたら、休んでもいいんだ」
かねやま本館で出会う子どもたちとの交流や、温泉での休憩を通し、自分自身の悩みに向き合っていく、心温まる物語。



詳細

  • 生徒★★★★★   保護者★★★
  • 保健室経由、かねやま本館
  • 松素めぐり
  • 講談社 ¥1500(+税)